2020年オフ 巨人戦力外選手予想 内野手編
9月22日、巨人の大塚淳弘 球団副代表編成担当が今オフに支配下契約の10~15人程度を自由契約または育成契約へ切り替える方針だと明かしました。
今回は対象になりそうな内野手をピックアップし、◎○△×で予想してみたいと思います。
※あくまでも個人的な予想です。
※投手編が適当すぎたので野手は真面目にやります。
・巨人支配下契約選手一覧(2020年11月06日現在)
◎:支配下契約更新ほぼ確定
○:支配下契約更新濃厚
△:支配下契約更新微妙
×:自由契約or育成契約濃厚
【内野手】
◎坂本 勇人(31)
◎岡本 和真(24)
◎吉川 尚輝(25)
◎増田 大輝(27)
○北村 拓已(25)
○増田 陸(20)
○田中 駿太(27)
○湯浅 大(20)
○若林 晃弘(28)
○菊田 拡和(19)
○香月 一也(24)
△吉川 大幾(28)
△中島 裕之(38)
△ゼラス・ウィーラー(33)
△山本 奏寛(27)
△松井 義弥(20)
△エスタミー・ウレーニャ(21)
ざっとこんな感じだと予想します。以下個々の選手を深堀。
◎坂本
・守備面での衰えが心配されましたが全く衰えていませんでしたね。31歳にして歴代最強遊撃手になった選手と契約更新しない理由がないですね。
◎岡本
・24歳にして3年連続30本塁打も視野に。課題の守備もリーグトップの成績を記録するなど攻守に欠かせない存在に。契約更新しない理由がないです。
◎吉川尚輝
・プロ入り後怪我に泣かされ続けてきましたが、今季は大きな怪我もなく好成績を残しました。現状、坂本の次のショートであるため、契約更新は確実でしょう。
◎増田大輝
・代走の切り札としてチームに欠かせない存在に。契約更新は確実でしょう。
○北村
・シーズン中盤から後半にかけて調子を落としてしまい成績はあまり良くないですが、ウリの高出塁+ユーティリティ性ぷりは十分に発揮できたため契約更新濃厚だと予想します。
○増田陸
・2軍でops.400台とクソみたいな成績を残していますが、昨年は怪我で全く試合に出ていなかったため実質1年目と考えると戦力外通告は無いでしょう。
○田中
・典型的なスピード&ディフェンス型の内野の控えですが、今季は打撃も良いため契約更新でしょう。
○湯浅
・坂本がコロナウイルス偽陽性で出遅れている間に好成績を残し、初のスタメンを経験するなど飛躍の年になりました。まあ、契約更新でしょう。
ちなみに、2軍トップの22盗塁を記録しており、日本シリーズの代走要員としてベンチ入りが検討されているようですね。
○若林
・成績は微妙ですが、内外野全て守れるスイッチヒッターは貴重すぎるので契約更新でしょう。
なお、打席数は少ないものの2軍では無双しており、典型的な1.5軍選手となっております。
○菊田
・増田陸同様、2軍でops.400台とクソみたいな成績を残していますが1年目なので契約更新でしょう。
○香月
・澤村との1対1のトレードを聞いたときにはついに巨人フロントの頭がおかしくなったのかと思いましたが、2軍での無双ぷりをみてると納得いかないこともないですね。まあ、納得はしてないんですけど。
あれだけ実績のある澤村とのトレードですから、巨人フロントの期待の大きさを考えると契約更新ですかね。
△吉川大幾
・代走兼内野の守備固めは他の選手で足りますし、打撃も非力+もう28歳のため戦力外濃厚ですかね。中日時代から期待は大きいんですけどね。
△中島
・フォームを変えて昨年のオワコン状態から見事大復活を遂げました。
成績だけみれば契約更新でしょうが、巨人は来季内川を獲得する噂が出ていますし、中島自身も残り154本に迫った2000本安打達成のためにDH制のあるパ・リーグに移籍を求めるかもしれないですね。
△ウィーラー
・移籍当初ほどの勢いが無くなって来ていますが、ムードメーカーぶりも含めて十分な活躍をしましたね。
問題は年俸と待遇でしょう。2億円からの大幅減俸+控え〜準レギュラーという起用法を飲めば契約更新ではないでしょうか。
△山本
・今季は出番が無く、内野の控え候補はたくさんいますから戦力外濃厚とみています。
田中、若林、北村、吉川大幾よりもスピードとセカンドの守備力が劣るのもマイナス材料ですね。
△松井
・怪我で出遅れていましたが、最近は好調のようで2軍に昇格しました。
まだ20歳なので契約更新だとは思いますが・・・。
△ウレーニャ
・2軍でチームトップの12本塁打を記録。パワーポテンシャルはかなり高いでしょう。
まだ21歳&1軍に出場したことを考えると契約更新でしょうが、同じく2軍で無双していたマルティネスが戦力外になっていることを考えるとなんとも言えませんね。まあ、マルティネスは26歳でしたが。
~総評~
内野手は吉川大幾と山本が危ないくらいで、他の選手は契約更新かなと考えています。もちろん山田哲人を補強したら、トレードも含めて内野の控え要因の放出はあるかと思いますが。
現時点で支配下登録選手が69人でオフとシーズン中の補強を考えると、あと5〜8人程度の戦力外or育成契約移行でしょうか。