2020年オフ 巨人戦力外選手予想 捕手編
9月22日、巨人の大塚淳弘 球団副代表編成担当が今オフに支配下契約の10~15人程度を自由契約または育成契約へ切り替える方針だと明かしました。
今回は対象になりそうな捕手をピックアップし、◎○△×で予想してみたいと思います。
※あくまでも個人的な予想です。
※投手編が適当すぎたので野手は真面目にやります。
・巨人支配下契約選手一覧(2020年10月25日現在)
◎:支配下契約更新ほぼ確定
○:支配下契約更新濃厚
△:支配下契約更新微妙
×:自由契約or育成契約濃厚
【捕手】
◎小林 誠司(31)
◎炭谷 銀仁郎(33)
◎大城 卓三(27)
◎岸田 行倫(24)
◎山瀬 慎之助(19)
ざっとこんな感じだと予想します。以下個々の選手を深堀。
◎小林
・開幕してすぐに死球で左手首を骨折。さらに10月20日の2軍戦で左手人差し指を骨折。結局たった1本のヒットのみでシーズン終了となりそうですね。
順調にいけば今季中に国内FA権を取得予定でしたが来季以降に持ち越しとなりました。今季は良いとこ無しでしたが、フレーミングを含め球界トップクラスの守備を持った捕手と契約更新しないことは考えられないでしょう。
ただし、原監督からの評価が低そうなので、トレード・FAの可能性もあり来季以降はどうなるか分かりませんね。
◎炭谷
・wRC+33.7、wOBA.243、捕手指標(DELTA殿オリジナル)0.7とひどい成績を残していますが21年まで契約が残っているため契約更新は確実でしょう。
(個人的に人的補償を対価として払ってまで獲得する価値は無かったと思ってます。人的補償が内海だったのでなおさら。)
◎大城
・小林の怪我と他の捕手と打撃面で差をつけ一気に正捕手に。契約更新は確実でしょう。ただし、BABIP.355、wOBA.336、wRC+97と運に恵まれた割には物足りない成績となってしまいましたね。まあ、捕手でこのレベル打てれば十分なんですが。ちなみに捕手指標は1.4(両リーグ4位)と優秀です。
◎岸田
・大城と炭谷と小林がいるため1軍での出番はありませんが、2軍でOPS.887を記録してる貴重な打てる捕手ですので契約更新は確実でしょう。
関係ないけど、2軍ではサードも守っているので将来はバーンズ(LAD)のようにユーティリティ捕手となる可能性も秘めていますね。
◎山瀬
・2軍でクソみたいな成績を残していますが、1年目19歳なので大丈夫でしょう。
名前も2軍監督と一緒だし。
~総評~
育成を含めて今年も捕手を数人獲得するようですが、田中を楽天に放出して枠を空けたので現時点のメンバーで契約更新されない選手はいないでしょう。
話は逸れますが、打撃型の捕手(大城、岸田)、守備型の捕手(小林)、経験豊富な捕手(炭谷)とバランス良く揃っているのは他球団にとっては脅威ですね。